三貴哲成の再ブレークを感じさせるステージ!
久しぶりに三貴哲成(旧名:三好鉄生)の歌を聞く機会があった。場所は、町田市・金井スポーツ広場で毎年恒例の「金井フェスティバル」だ。
前日が雨天のために一日延期されての開催。会場は所狭しと、出店やフリーマーケットが並び、小さな子供からから大人まで集まる、この街で年に一度行われる一番のお祭り会場だ。
9時30分に商店会の会長の挨拶に始まり、地元の子ども達の演奏あり、地元で活躍するアイドルグループのライブなどがあったりで、会場は大盛り上がりの様子。メインは、14時15分からの三貴哲成のライブ。果たしてどんなステージを見せてくれるのか、久しぶりに聞く歌声は、不安でもあり楽しみでもありましたが、それはリハーサルで聞いた彼の歌声で不安の方はなくなっていました。
白いシャツにグレーのスーツ姿で登場した三貴哲成。1曲目は、サントリービールのCM曲でお馴染みの「すごい男の唄」。あの「ビールを回せ!底まで飲もう! あんたが一番 わたしは二番」の掛け声が印象的なヒット曲。みんな知っているハズなのにお客さんの反応はイマイチでノリが悪い。三貴哲成は会場を盛り上げようと、ステージの前に出て、お客さんを乗せようと促すが、それでもなかなか乗ってこない。
やっとお客さんが立ち上がり乗ってきたのは、3曲目の「ベイビー・キャロル」。客席からステージの前まで出て、踊りだす女性のお客さんが数人。それから会場は一変して盛り上がりを見せてきた。
現在66歳になった三貴哲成の声は、思ったよりも迫力があり、まだまだ老け込むに早すぎるほどの声量があった。見た目はお酒を煽るほど飲みタバコも吸いそうな感じだが、ムダなお酒は飲まず、タバコは辞めてからずいぶん経つという。最近は、長く歌うために食事にも気をつけているという。これだけ気にしているのならば、70歳までと言わず、もっともっと長く歌い続ける事ができるだろうと期待が持てる。
ステージでは、「ラブ。イズ・オーヴァー」や「酒と泪と男と女」などのバラード曲も歌ったが、三貴節で自分のものにしている旨さがあり、会場からも声援と拍手が送られていた。
最後の曲は、三貴哲成の懐かしいヒット曲「涙をふいて」。久しぶりに聞くこの歌は、こんなにいい曲だったっけと思わせるほど名曲に聞こえた。
約50分のステージ、会場も盛り上がりを見せ、彼も乗って歌っていたのか笑顔が溢れていた。三貴哲成の再ブレークもあるかも・・・と感じさせるステージでした。
今度カラオケに行く機会があれば、「涙をふいて」を歌ってみたいたいなー。
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