七五三
◇七五三詣り合はして紋同じ(高浜虚子)
◇七五三(しちごさん=15日)
3歳と5歳の男の子と女の子、7歳の女の子が家族とともに晴れ着を身に付けて神社を 参詣し、これまでの無事な成長とこれからの健やかな暮らしを祈る行事。
元々は公家社会の「髪置き」「袴着」「帯解き」の行事が、江戸時代に入って庶民にも広ま った。当時は乳幼児の生存率が低かったため、「七つ前は神のうち」といわれ、それぞれ数 え年で災いを乗り越えたことに感謝するものだった。
現代では15日にこだわらずに行うことが多くなっている。
文:Richard Gaga
写真:yasushi.o
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