十月
◇10月
旧暦では「神無月」。読みは「かんなづき」「かみなしづき」などという。全国の神様が出雲大社に集まるので、ほかの地方の神様がいなくなるからといわれ、逆に出雲地方では「神在月」といわれるが、神がいなくなるというのは俗説で、神無月の「無」は「の」の意味であり、本来は「神の月」というのが正しい意味なのだそうだ。
この月の異称には「時雨月(しぐれつき)」「初霜月」などがある。
十月の一句をご紹介しよう。
◇十月の月影をあびて酒造り(飯田蛇笏)
文:Richard Gaga
写真:yasushi.o
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